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投資と投機の違いとFXによる投資の方法

投資と投機の違いの解説とFX投資の方法

投資と投機の違い

日本では、投資に対する教育が不十分で、投資と投機を同じものと誤解されている人が多いようです。そのため、投資は素人が手を出してはいけない危険なマネーゲームと認識され拒絶されることも少なくありません。またその一方で、FXやビットコインのような純粋なマネーゲームの人気も高く、短時間にいくら儲けた、または損したなどの話題がSNSでも賑やかされることもあります。このような背景からも多くの人に「投資=投機」と誤解される所以になっているのではないでしょうか。

 

 

投資と投機の違いについて解説しましょう。

 

 

FXが投機といわれる理由は、目先の損得に左右される短期トレードが一般的な取引方法だからです。投資にもリスクがあります。でも、投資は、マネーゲームとは違い将来の資産の構築を見据えたもので、含み損を抱えることもあるけれど、目先の値動きによる損得に左右されるものであってはなりません。投機色の強いFXであっても、

 

 

次の上下を予想して為替差益を稼ぐ目的で取引するのは投機

 

長期に渡り利息(スワップポイント)を得る目的で行うのが投資

 

と分けることができます。

 

 

投資として保有するメリットは、そもそも利益を得る目的が違うので、「毎日チャート相手に、にらめっこする必要がない」ことです。仕事中でもポジションを気にならなくなるので、特に時間がなく、毎日忙しくしている人におすすめです。

 

 

投機としてのFXは稼ぐことが難しい

為替の値動きは思ったように動いてくれません。投機として勝つためにはそれなりの経験が必要ですし、どんなに優れたトレーダーであっても、思った方向に動いてくれなければ損切する場面もあります。

 

 

損小利大といって、損は小さく、利を大きくといった勝つための黄金ルールがありますが、初心者にとっては損小を意識しすぎると高い確率で損ばかりになってしまいます。利大を意識しても思ったほど伸びてくれず、結局戻って損切になることもあり、この経験から損切すること自体が無駄だと悟るようになります。

 

 

投機の黄金ルールを無視した損大利小に陥り、ますます稼ぐことが難しいことになります。

 

 

投資対象としてのFX

述べたようにFXは投機色が強くリスクの高い取引ですので、実際のところ初心者にはあまりお勧めできません。投機色が強いからといってFXを否定するつもりではなくて、実際に私は10年ほどFXトレードを嗜んでいます。それなりに損をしたし、得したりもしたのですが、やはりリスクが高い取引ですので、トータルで勝てる自信がある今でも リスクを抑えた小額の取引しか行っていません。特に投資として利用している口座のポジションは、毎月極小額(100通貨単位)ごとに追加投資して育てています。

 

スキャルピングやデイトレードなどの投機的なトレードをする口座とは分けて別の口座で管理・保有しています。

 

投資としてFXトレードをするなら、目先の損得に左右されないためにもリスクを許容できるだけのマージンを取っておく必要があり、FXであればレバレッジ無しでスワッポポイントの大きい取引対象で買いのポジションを取り、数年単位の取引が望ましいと言えます。

 

 

投資用のFX口座を別口座に分ける理由

投資用のFX口座を別口座に分ける理由は3つあります。

1.間違って決済しない
2.短期と長期がごっちゃになると分かりにくい
3.スワップポイントの良い口座を選んでいる

 

FXの仕組み

FXは、証拠金と呼ばれる資金を基に最大25倍の金額(レバレッジ倍率と言って日本では25倍に上限が決められています)で取引が可能で、少ない資金から始められることが特徴のマネーゲームです。

 

 

FXに利用する資金をFX専用口座に預けてその中から、取引対象となる通貨ペアと取引する量に合わせて証拠金が決められます。取引する通貨ペアの値動きを予想して、値動きによる為替差益を頂戴する仕組みです。

 

 

例えば、米ドルと円の通貨ペアで、1ドル100円の時に1万通貨で取引するというと、10,000ドルを円で買うことになるので、レバレッジがなければ通常100万円の資金が必要です。しかしFXの場合、「その1/25の40,000円を証拠金として1万ドルの取引が出来ますよ」ということになります。
しかし、取引の最中でも口座の資金が証拠金額を割ってしまうと強制ロスカットと言って取引を強制的に終了させられることがあるので、少なくても取引する証拠金の倍以上の資金は必要になります。

 

 

2017年7月5日現在のドル円相場は、113円台で取引されているので、もし1ドル100円のときに1万通貨で買ったポジションがあるとすると、13万円の利益になっています。アベノミクスによって100円台に回復したのが2013年5月それ以降一時93円台まで戻して、またさらに上昇125円まで高値更新したあと、101円台に降下する場面もありましたが、現在の水準になっています。

 

 

そこまで保有していれば、FXであっても、投機ではなく立派な投資といえるでしょう。長期で保有することでスワップポイント(利息のようなもの)も貯まるので、目先の損得に左右されるポジションではないということです。

 

 

FXで投資方法

レバレッジ1倍で取引する

前置きが長くなってしまいましたが、FXを利用した投資方法を紹介します。FXでは最大取引が25倍になるレバレッジがあります。長期投資とするにはレバレッジはロスカットになる大きなリスクでしかないので要りません。まずは、このレバレッジを1倍に調整して取引を行いましょう。

 

レバレッジの調整の仕方は、レバレッジ倍率の調整の仕方で解説している通りです。

 

 

米ドルと円の通貨ペアで、1ドル100円の時に1万通貨で取引するには、10,000ドルを買うので、100万円の資金が必要です。FX会社によって1通貨単位から取引可能なところもあります。
1通貨で取引するには、レバレッジ無しでも1ドル100円の時に100円の資金で投資ができます。しかしこれだけではスワップポイントも何もないので、資金の量は人によるのでこうすればよいといった額はありませんが、毎月追加投資できる額であることを目安にして下さい。

毎月1万円投資できるなら、毎月1万円(その時のレートにもよる)をFX口座に入金して、100通貨単位で取引するという感じになります。または、例えば100万円を入金して、毎週100通貨づつ買い増し続ける方法でも良いでしょう。

 

 

「それなら銀行で外貨預金すればいいじゃない」といわれそうですが、銀行の外貨預金は手数料(FXでいうスプレッド)が高すぎるのでおすすめしません。FXのスプレッドに比べると、銀行の外貨預金購入手数料は約50倍から100倍くらいになります。そもそも投機色の強いFXはこのスプレッド(手数料とは呼ばず手数料0円としている)が非常に狭いので、投機としても投資としても銀行の外貨預金よりおすすめです。

 

 

スワップポイントの高い取引対象

一般的にスワップポイントの高い円絡みの通貨ペアは、豪ドル/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円です。中でも長期のトレンド的におすすめは豪ドル/円です。

 

 

南アフリカランド、トルコリラでも良いのですが、長期的に売られ続けているので嫌な予感。もちろん今後上昇に転じる可能性がない訳でもありません。

 

 

スワップポイントの付与はFX会社とその日によって異なります。通常はニューヨーク時間の終了後のメンテナンス時に付与されますがOANDAのようなFX会社では毎時にスワップポイントが付与されるところもあります。スワップポイントの金額は、FX会社によって異なるし、日によっても異なります。

 

 

なお、FXでは買いだけでなく売りトレードもエントリーが可能なのですが、売りでエントリーするとスワップポイントはマイナスになってしまうので投資としては成り立たなくなりますから注意してください。

 

 

FX投資のエントリー手法とルール

FXを長期投資するためのエントリー手法とルールを解説します。
次のチャートを見ていただきたい。豪ドル/円の60分足にボリンジャーバンド(期間21、1σ、2σ)を表示しておきます。
FX投資手法の解説

 

チャート上の赤丸がエントリーポイント
「ボリンジャーバンド2σを突き抜けた後の底を拾う」

 

短期トレードならトレンドに沿って売りたいところですが、長期投資では出来るだけ安く買うことを目的とするのでここを逆張りします。悪い言い方をすれば、ストップは入れず、含み損になっても気にしない、また週または月を変えて同一の金額でナンピンを入れ続けるといった方法で積み立てて行きます。

 

 

赤丸は全部で4個あるけれど、どこか一つエントリーすれば良いです。同一の週ではトレンドが継続する可能性が高いので、同一週の2回目エントリーは控える。トレンドが発生していても落ち着いた翌週(または翌月でもいい)に、同様の手法でナンピン、または増し買いを入れます。長期投資が目的なので、決してロスカットしてはいけない。小額投資でレバレッジ無しにしているのは、含み損のリスクを許容するためです。底買いを積み立てることで、長期のスワップポイントを獲得しつつ、上昇に転じた時に含み益になりやすいポジションであることも効果的になってきます。

 

積み立ては出来るだけ平均積立額を下回るところで買い増し(ナンピン)することが理想的です。ポジション的には含み損状態になるので、精神衛生上は良くないのですが、購入平均額を少しずつ下げていくことで、いずれプラスに転じることを期待しましょう。ただし、無理に投資しすぎてしまうのは、さらに下がった時に耐えられなくなってしまうので買い増し額は週ごとまたは、月ごとに固定として下さい。

 

 

投資ルールをもう一度おさらいしておきます

1.余裕のある小額投資であること
2.レバレッジ1倍になるように十分な資金を入金しておく
3.週1または月1回、固定額で追加投資し続ける
4.60分足でボリバン2σの突き抜けた底を買う
5.同一週の買い増し(ナンピン)はしない
6.ロスカットはしない
7.少なくても年単位の保有でスワップポイントを得る目的とする

 

 

スワップポイント投資におすすめのFX口座

「SBI FXトレード」では、スワップポイントが高い水準で、1通貨単位からの細かい取引が可能です。
投資として利用するなら初回は余裕資金10万円以上をFX口座に入金して、100〜1000通貨単位程度で解説した手法で毎月底買いする方法をお勧めします。以後、証拠金不足にならないように毎月少しづつでも固定額で追加入金しましょう。

 

高水準環境で選ぶなら【SBI FX TRADE】

 

SBI FXトレード

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